2010年に放漫経営によってJALが経営破たんした際に、必要性がないにもかかわらず、労働組合の弱体化を意図し不当解雇が強行され、パイロット・客室乗務員165人の雇用が奪われました。
東京オリンピック・パラリンピックの公式スポンサーとなっているJALが、それにふさわしい対応をとり、オリパラ開催前までに争議の解決を決断することを求め、3月21日に鎌倉と桜木町でアピール行動がとりくまれました。
トーチや飛行機が登場
午前の鎌倉では駅前で宣伝を行った後、鶴岡八幡宮までの通りをタスキをかけながら歩いてアピール。ちょうど聖火が日本に到着したこともあり、聖火のトーチをモチーフにしたグッズも持って歩き、観光客や商店の方から注目を集めました。
午後の桜木町では、原告などが「必ず職場に戻ります」と力強く訴え。桜木町駅前から象の鼻パークにむけてアピールウォークをとりくみ、太鼓のリズムで「JALは争議を解決しろ」などのコールを響かせました。また、飛行機の模型や横断幕、プラカードも大いに目立ち、晴天の休暇を楽しんでいた市民や観光客が写真を撮ったり、手を振ったりなど宣伝効果抜群の行動となりました。