2月19日、神奈川労連女性センターは、第11回目の総会を30人の参加で開催しました。
安倍政権は、「女性の活躍」を掲げていますが、女性差別が大きな社会問題になっています。財務省のセクハラ、大臣の暴言、性的マイノリティの人格を傷つける発言や医大の入試女性差別などが繰り返されましたが、これらは様々な権利を侵害する行為で到底許されるものではありません。勇気をもって声をあげること、声をあげた人をみんなで応援する事を微力ながらはじめた1年でした。
派遣切りを撤回
そうした中で、港湾の職場でパワハラを組合とともに跳ね返し、処遇改善を勝ちとった初参加者が、今度は仲間を誘う側に立ちたいと決意を語りました。また、リストラの嵐が吹き荒れる電機職場で「無期転換ルール」をきらった会社の派遣切りを撤回させたことが、大きな反響をよび、組合の出番となっていることなど、声をあげ、仲間とともにたたかい、要求を前進させる報告に確信をもちました。
自治体の職場からは、有期雇用で働く仲間が会計年度任用で処遇改悪とならないよう運動をすすめることが話されました。
学習では、労働相談センターの澤田さんから、「#MeToo運動の広がりが明らかにしたもの」と題して、世界や日本の状況、セクハラ・パワハラをなくす実行あるとりくみを進める重要性などを学びました。この一年も仲間の実態をもとに、結集を強めていきます。