建設労連は11月15日までの期間で秋の拡大月間をとりくみ、1872人の新たな仲間を組合に迎えました。目標に対する達成率は57.22%でした。神奈川労連全体の月間の到達は2557人となっています(11月28日現在)。
新たな運動を武器に
建設労連の今年の大会で決定した「第4次3か年計画」で56000人の組合員達成をめざす最初の拡大月間であり、3か年計画成功の保障をつくるとりくみとして、また、全単組で年度末実増1%を着実に達成する月間にと、9月の組織拡大活動者会議で意思統一を行いスタートしました。
準備月間の位置づけの明確化や、それぞれの単位での意思統一を重視し、基礎組織を中心とした集中したとりくみの実践を強調。また、新たな運動として始まっている、「建設キャリアアップシステム」と「労働者供給事業」を仲間のなかに広げ、組織建設の大きな武器にしていくことを呼びかけました。
同時に、社会保険適用で、組織構成が大きく変化していることや、協会けんぽと建設国保のせめぎあいが続く厳しい状況のもとでのとりくみとなりました。
青年部が大奮闘
拡大目標を達成したのは、最終日の奮闘で突破した横浜建築職組合など8単組と、神奈川土建の2支部でした。厳しい状況のなかでも、青年部が目標を大きく上回る213人の組合員拡大をしたことは、今後の運動への展望をもたらすものとなりました。
月間のとりくみを通じて、改めて事業所対策の強化と基礎組織の確立、拡大運動の組み立てなど多くの課題が明らかになりました。教訓を導き出しながら、全単組が実増して大会を迎えられるよう、さらに奮闘することにしています。
組合結成を準備
ほかの組織でも拡大が進められています。年金者組合は11月から「仲間づくり月間」をスタートさせ、209人の仲間を迎えています。港湾労組では、パワハラの相談から2つの職場で組合員が加入しました。建交労のダンプ支部は、単価アップの要求を実現するなかで、3人が加入してきています。いくつかの職場で組合結成が準備されているとの報告もあります。実増にむけてさらにとりくみを強化しましょう。
写真は、目標達成を喜びあう神奈川土建・鎌倉逗子葉山支部の仲間