東京医科大学の入試での女性差別をきっかけに、あらゆる女性差別を許さない声をあげようと「#怒りの女デモ」がツイッターで呼びかけられました。
9月22日、桜木町駅前に100人を超える市民が集まり、「医大の入試 差別はひどい」、「努力をしても 満点取れない」、「育休とるから点数下げるの?」、「女の未来を取り上げないで」とコール。オープンカーを先頭にみなとみらい赤レンガ倉庫までデモを行いました。
感情を表に出せた
デモ初参加者から「表現したくてもできず、閉じ込めていた感情を表に出せた気がします。デモがもっと日常的になるといいな」という感想や、沿道からの「そうだ!」の声に励まされました。
職場で女性たちが、セクハラを受けて、勇気を出して訴えても「あなたが悪い」と責められたり、「我慢してくれ」という対応をされ、傷ついたと訴えが絶えません。セクハラを拒否するとパワハラされ仕事を辞めざるを得ないという事例もたくさんあります。
無理解・無感覚
声を出せば、今のポジションを失うかもしれないと思えば、無かったことにせざるを得ない。声を挙げたくてもあげられないことが深刻です。自民党議員の数々の女性蔑視発言が許されてしまう状況は、女性差別・セクハラという人権問題への無理解・無感覚の現れです。誰も差別されない社会を求めて声をあげ、運動を強めましょう。