3月の労働相談事務局会議で電話相談だけでなく面談をできるだけ多くし、結びつきを強くして地域労組や単産に組織できるようにしようと話しあわれました。
リーマンショック以来という相談件数の増加が続いているなか、丁寧な対応と、ねばり強い説得で労働組合の魅力を今こそ語る時です。
川崎のパチンコ店従業員から相談です。
リニューアルするので10人全員解雇といわれたものの、本当は4人だけが解雇になり6人はすぐに再雇用されていたという事案です。一緒に解雇になった1人の女性が労働組合に相談し、金銭補償させたことを聞き、自分としてもこのまま解雇を受け入れられないと相談にきました。
川崎地域合同労組に紹介しましたが、単なる金とりだけでなく、この後も組合員としてやっていくなら一緒にやろうと言ったところ「わかりました」と労組に加入。現在会社と交渉中です。
鶴見にあるグループ全体で2千人ほどの企業からの相談です。
本人はマンションの設備点検を行う会社で一年半働き38歳です。2月半ばに整形外科で軽いヘルニアと診断され、重量物の上げ下げは良くないと言われていました。それでも仕事を続けていたところ、腰痛がひどくなり人事部長に部署の異動を申し出ました。しかし部長は「中途採用の異動は考えていない。辞めることを考えるように」といわれました。
子どももまだ小さく、いま辞める訳にはいきません。横浜北部ユニオン鶴見支部に連絡、役員2名と一緒に1時間ほど面談し対策を検討しました。
人事部長に労働組合に相談していると言ったところ、大変驚いていたそうです。会社が今後どう対応してくるか分かりませんが、たとえ解雇だと言われても絶対同意せず、労働組合に加入して闘うことを伝えました。