神奈川労連では、「やれんのか!勝てんのか!最低賃金裁判!やってみたら面白い!裁判のすすめ」を2013年1月に発行しました。
全国で初となる最低賃金裁判を、国を相手に2011年6月30日に提訴しました。原告は初め、50名でしたが現在では102名にまで増え続けています。
さまざまな所から反響があり、パンフの注文やカンパ、激励メッセージなどが寄せられています。今回は元東京労連の永瀬登様からメッセージが寄せられましたのでご紹介いたします。
最賃裁判パンフをお送りいただきありがとうございます。世間の風から離れがちな闘病生活者にとって、とても新鮮に受け止めました。
闘病生活に入って2年目を迎えていますが、今ほど最低賃金闘争の重要性を声高に語ることの重要性が必要な時は無いと思います。水谷さんをはじめ、神奈川労連がその先頭に立って頑張っていることに心から敬意を表します。
パンフにもある通り、負けることを恐れることはないと思います。私たちが小利口になる必要はありません。果敢に挑戦し困難な課題に挑んでゆく覇気が今労働運動に求められていると思います。しかも、水谷さんたちがこの困難な課題を「おもしろく」たたかっていることに魅力を感じます。
最賃闘争の主力は地方です。全労連の最賃闘争の牽引車として引き続き神奈川労連が奮闘され、最賃裁判の勝利を勝ち取ること、全国一律最低賃金制を確立させる大きな運動を生み出していくものと信じています。神奈川労連のさらなる前進を願って。
2013年1月24日 永瀬 登