共同の力で、4度目の廃案に追い込もう!
「共謀罪」については、国会審議の中で、問題点が次々と明らかになり、金田法務大臣の答弁不能問題、「質疑封じ」問題まで起こっています。しかし、政府は、何が何でも、「共謀罪」の創設を狙っています。「戦争する国」づくりに、どうしても必要だからです。
政府がまとめた「共謀罪」を盛り込んだ「組織的犯罪処罰法改正案」では、対象犯罪は676から277に減らされたものの、その多くは、テロとは関係のないものです。当初の政府案より対象を削減したため、公明も容認したと言われていますが、数が減らされたと言っても、「共謀罪」の本質には何ら変わりはありません。
政府は「共謀罪」ではないと繰り返し、「テロ等準備罪」と呼んでいます。しかし、条文の中に「テロ」という言葉はありません。その批判を受けて、政府は、「テロ」と言う言葉を明記するとしています。とにかく、ごり押ししたいのです。憲法違反の「共謀罪」の危険な内容に加えて、政府のウソとゴマカシの態度も、どちらも許されません。
「共謀罪許すな」という運動は、急速に広がってきています。
「共謀罪NO! 実行委員会」と「総がかり行動実行委員会」が共同でよびかける「共謀罪創設反対・緊急統一署名」ができました。待ちに待たれた署名です。土日にさっそく署名行動に足を出す地域も多いかと思います。データ配信していますので、どんどん活用してください。
緊急のとりくみですが、すべての行動を成功させて、署名を大きく広げ、「共謀罪」を今度も廃案においこみましょう。
署名用紙は全労連ホームページからダウンロード可能です。