■お名前(ヘルプミー、男性、30歳代)
■雇用形態(正社員)
■ブラック労働の実態・経験内容
ある会社に正社員として入社しました。その会社は、自社社員を、取引先に人材派遣する会社です。私はそこで、遅刻・早退・無断欠勤も無く、勤務態度も真面目で、上司の指示に従って働いておりました。しかし、当初の労働開始日から今に至るまで、労働契約書などの書類は一切書いてもらえず、しかも、就業規則は見せてもらえないはおろか、その存在も教えてもらえませんでした。また、派遣された際も、労働条件などは書面で確認させてもらえませんでした。そういう状況ですので、上司から口頭で伝えられた規則・制度を全て正しいと信じ、それに従ってきました。そのような前提で働いていたある日、派遣先で作業中、事故に遭いました。数日は我慢できていたのですが、常態が悪化してきました。上司に報告し、通院を願い出ましたが、人員不足と忙しさを理由に、許可がおりませんでした。自分で病院に行こうと思っていたのですが、毎日遅くまで残業、土日に行こうとしましたが、土曜出勤を命じられたり、病院に行けない状態でした。それが1ヶ月以上続き、心身共に健康状態が悪くなってきました。休職を願い出ました。しかし、「わが社は人材派遣会社であり、人を派遣してお金を得ているので、長期の休職は費用だけがかかる。休職期間中の人件費を削減するために、一度自分から退職願を提出し、体調が良くなったら会社側が復職を認める」というものでした。その制度に従い、休職を願い出ました。4ヶ月の休職で体調が回復した後、一度は職場に復帰しました。ですが、復帰直後から連日残業が続き、また体調が悪くなり、再度休職を願い出ました。その半年後、体調が回復したので、復職を願い出ましたが、今回はなぜか復職させてくれず、そして、今も復職を許されていません。その間はずっと無収入です。また、その後に労災申請したい旨を会社に伝えたところ、労災申請しない事を認めれば、復職させると口頭で約束したのですが、その約束も守られておりません。逆に、労災申請しようとしたことが、会社に対する反抗姿勢と捉えられ、以前よりも厳しい態度を取られるようになりました。自分としては、会社の指示に従って仕事をし、体調が悪い中でも極力会社に貢献してきたにも関わらず、このようなパワハラとも言えるひどい対応をされ、非常に混乱し、精神的にも肉体的にも経済的にも非常に困窮しています。