神奈川労連の仲間である、鎌倉市職労に対する攻撃が続いています。
すでに、本紙でも掲載したように、市職員賃金の削減にあたって「激変緩和措置」を市議会が一方的に削除した問題、組合事務所の追い出し問題などが発生し、昨年末には「鎌倉市政を市民と働く仲間に取り戻す会」が結成されました。
裁判所が判断
組合事務所については、裁判所から和解案が示され、市職労は「早期解決をはかる」立場から、譲歩をして受け入れることを決断しましたが、市当局は受け入れを拒否。「事務所明渡し」の仮処分について、裁判所は不当労働行為性も認めて、市の申立てを却下しました。しかし、市は明渡しに固執し地裁に本訴を申し立てています。
狙いは戦争協力
さらなる組合への攻撃として、一部市議会議員によって組合費のチェックオフを廃止する条例改定案が提案されました。立法事実や市民のメリットは何もない、条例改定案はまさに労働組合つぶしを狙ったものです。
「取り戻す会」では、攻撃の狙いが「市民とともに行動する組合をつぶし、戦争に協力する自治体・公務員づくりにある」と分析し、民主主義・立憲主義の問題であることを確認。事態を市民に知らせ、反撃していくことを決め、毎週の駅頭宣伝と全市規模の宣伝を計画し、4月から行動をスタートさせています。
多くの仲間の支援を呼びかけます。