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2016年4月29日

春の拡大月間「仲間がゾクゾク新採ゾクゾク組合加入」

組織の減勢を克服

 神奈川県建設労連は、4月15日まで春の拡大月間をとりくみ、3313人の新たな仲間をむかえました。拡大率は6・2%、自主目標に対する達成率は84・9%という大きな成果です。昨年春の月間に比べ拡大数でプラス189となり、拡大の勢いをとり戻す月間となりました。8組合が目標を達成し、建設横浜4支部と神奈川土建13支部が支部目標を達成しました。

 今回の月間では、組合内事業所はもとより、組合外へのアプローチを強め、事業所単位から労働者単位へと社保対策が進むなかで、仲間の賃金と処遇改善の運動を並行してとりくみ、組織の減勢を克服し復調の流れをつかむことができました。

15か月連続の拡大

 県医労連は、各単組が新採加入のとりくみを旺盛に進め、1月からの組合加入が400人を突破しました。
 横浜市大病院労組センター支部は、研修の機会に組合オリエンテーションを実施。お弁当を全員分用意し、役員は組合加入届の回収に徹した結果、116人中115人が加入しました。市大病組は附属支部でも68人が加入しています。

 そのほかの単組でも研修時などの説明会を開催し、全医労や県病院労組、市従福祉衛生などの公務職場、横福協労組や川崎医療生協労組など民医連職場で拡大が進んでいます。川崎医療生協労組では新人26人が加入し、15か月連続の組合員拡大を達成。03年以来となる組合員数400人まであと1人となっています。

役員が先頭に立って

 自治労連の各職場でも拡大が進んでいます。自治労連委員長や県職労連委員長が、自らの職場に配属された新規採用職員に声をかけ、加入に結びつけるなど、役員が先頭に立って奮闘しています。

 一部市会議員や市長による「組合つぶし」の攻撃と闘う鎌倉市職労でも組合説明会がとりくまれ、職場の仲間の働きかけによって組合加入が生まれています。
 民間の職場でもとりくみが進んでいます。ユーコープ労組では、春闘で勝ちとった成果を職場に知らせながら拡大を推進。港湾労組でも、組合加入によって要求が前進した職場で成果が生まれています。

国関連の職場で新分会

 経産省や財務省、国土交通省など国が100%出資して設立した、輸出入の際の税金などの業務を扱う株式会社で働く労働者から、神奈川労連労働相談センターに相談があり、本社のある川崎地域合同労組につなげ8人が加入しました。

 相談の契機になったのが、「地域限定勤務」の条件をなくし、全国配転を可能にすることです。子育て世代が多く「賃金が低くて我慢してきたのも、転勤がないから」という思いがありました。

 職場が全国組織であることから、将来的には独立した組織へと移行することを視野に話し合いが進み、4月20日に分会結成大会を開催しました。
 当日新たな組合員も加わったことから、大会は大いに盛り上がりました。
 現在9人の分会員ですが、中心が青年層であることからも、さらなる前進をめざし、引き続き団体交渉などを強めていくことにしています。

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