第 11 回裁判報告 次回は 11 月 27 日(水)13:30~
原告側弁護団の追求に国は回答不能、しどろもどろ状態
9月 18 日の第11回裁判は、原告13名が参加し、傍聴支援者は 91 名。北海道労連の出口事務局長、生協労連柳副委員長、牧野富夫労働総研前代表理事も駆けつけていただき、法廷は満席になりました。原告陳述した33歳女性は、5 人の子供を抱えて別居をしたばかり。シングルマザーとして生活をしていく不安と困難を語り、最低賃金の大幅引き上げを訴えました。また、原告側弁護団から総括的弁論が行われ、「裁量権」に逃げ込む国に対し、現行の低額最賃が憲法・最賃法違反であることを総合的に主張しました。国は直前に提出した陳述書で、決着済みの論点を蒸し返す入口問題(原告適格)を主張。弁護団の鋭い追求に、しどろもどろの答弁しかできない状態でした。
最低賃金の取り組み
2013年9月18日