基礎的な理論を学びあって身につけ強めようと、春の労働学校が3月22日に開講されました。神奈川労連も参加する実行委員会と県学習協の主催で、労働組合の仲間も参加し、全体で22人でした。
講師からお題
哲学・経済・階級闘争について、講義と討論で深めました。哲学は、「なぜ自己啓発書が売れるのか」との副題で、唯物論と観念論、弁証法と形而上学など、ものの見方・考え方の基本を学びました。
弁証法の3原則「否定の否定」、「量から質への変化」、「対立物の闘争と統一」について、「具体的にどのような事例があるか」と講師からお題が出され、グループに分かれて討論。自らの仕事や労働運動などにひきつけて、各々が考えられることを出しあい、哲学という難しそうな課題を日常に引きつけて議論することができました。
経済は、「お金はどうしてあるところに集まるのか」との副題で、資本主義と搾取の仕組みなどが丁寧に講義されました。質疑では次々に手が上がり、「大企業と中小企業では搾取に違いがあるのか」、「賃金は生計費との話しだが、熟練と未熟練の賃金差をどう考えれば良いか」、「生計費の具体的な額はどれくらいか」など、様々な質問が出され応答するなかで、本質への理解を深めました。
私たちってすごい
階級闘争では「なぜ労働組合が政治問題にとりくむのか」との副題で、労働者・労働組合の要求が政治と密接に結びついていること、米国では階級意識の高まりから労働組合の加入・活性化が進んでいることが紹介されました。政治とのかかわりで「戦争が起こったら職場はどうなる」、「みんなの幸せのためにやっている活動は」などのお題でグループ討議を行い、意見を交わして盛り上がりました。
「自分で勉強することが重要であることを理解しました。
勤通大を受講します」、「大人になっても自分の貴重な時間を使って学ぶ私たちってすごい!」など感想が寄せられました。