神奈川労連も参加し、県知事選挙をとりくむ組織である「平和で明るい神奈川県政をつくる会(明るい会)」が、県内農業について現場などを視察する県政ウォッチを行いました。
「明るい会」構成団体の労働組合などから約20人が参加しました。
試験研究の現場
午前中は、平塚市に本所があり、県農政の中心を担う『神奈川県農業技術センター』において、県内農業の特徴の説明会や様々な栽培の試験研究などを実際に行っている農場などを見学しました。
説明会では、県農政の目標として、①生産性の向上と担い手の育成・確保、②県内産農畜産物の消費の拡大、③環境に配慮した農業の推進と生産環境の保全、として試験研究や普及指導などにとりくんでいることが紹介されました。
試験農場では実際に、有機農法と従来農法の比較や、果樹の収穫などを容易にするため樹形を変えるとりくみなどを実際に見学し、様々な努力がされていることを実感しました。
みかんをお土産に
午後には、小田原市内の耕作放棄地を悪徳業者が狙って、大量の土砂が不法投棄されそうになった現場で、阻止する闘いのお話しを聞きました。
また、農業体験で利用者を募集しているみかん畑でとりくみを聞いたうえで収穫体験を行い、袋いっぱいのみかんをお土産に持ち帰りました。