神奈川労連

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セクハラ・パワハラ・いじめ 労働相談コラム

2024年10月10日

一番多いハラスメント相談

thumbnail_joushi_buka_men 9月14日に開催された神奈川労連第40回定期大会で報告された23年の労働相談センターの労働相談件数は1166件で、一番多いのがハラスメント関連で全体の相談件数の20%を占めており、30代、40代、50代からの相談が多い。

「上司のパワハラと長時間労働でうつ病になり、休業しているが労災申請したい」、「顧客から怒鳴られ、土下座をさせようとするなどカスタマーハラスメントを受けているのに上司が何も対応してくれない」などの深刻な相談が増えています。

ハラスメントを受けて、ストレスを感じたら現在の状況、いつ、誰から、何をされたか、会社や上司の対応、その場に居合わせた人などを詳細に記録しておきましょう。それをもとに会社に改善を求めたり、ハラスメントが原因で病気になれば労災申請ができる場合もあります。

 心身の体調を崩したら我慢しないで、すぐに医療機関を受診しましょう。自身の健康を守るためには休暇も必要です。日ごろから、年次有給休暇の残日数の把握、就業規則で休職期間や病気休暇の有無、休暇中の給与の支給、加入している健康保険の傷病手当金制度などを確認しておきましょう。

 「病気休業中なのに会社が傷病手当金の申請をしてくれない」という相談を受けますが、傷病手当金の申請は、自身が加入している協会けんぽや会社の健康保険組合のホームページなどで申請書を入手して、医師の証明をもらい、その後、会社の証明をもらって申請しましょう。

■「労働相談」はこちらから

https://www.kanagawa-rouren.jp/_06/_01

電話0120-378-060

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