重税反対全国統一行動が、3月13日に今年もとりくまれました。神奈川県内では、18会場で集会やデモ行進、税務署への請願、集団申告などがとりくまれ、約2300人が参加しました。
インボイスと裏金
今年は2つの問題が焦点でした。1つはインボイスです。
多くの国民や個人事業者、労働者などの反対があるなかで、昨年の10月に実施が強行されました。集会では、「インボイスによって、登録事業者になった方は、今年は3か月分で減免の経過措置もあり、何とか払えたが、1年分まるごとや減免措置がなくなれば、相当厳しい」などの実態が告発され、「インボイスはやっぱり廃止する必要があり、改めて運動の強化を」と呼びかけられました。
もう一つが、自民党国会議員の裏金・脱税問題です。
圧倒的多数の事業者・国民はきちんと納税しているのに、範を示すべき国会議員が甘い汁を吸い、脱税している疑いもあり、政治をゆがめていることに対する怒りが、口々に語られました。
デモ行進では「裏金議員はやめろ」、「インボイスただちに廃止」など訴え、税務署に対しても公正な税務行政を行うことなどを請願しました。