労働組合への団結と連帯・共同の力で、大幅賃上げ・底上げを実現するため、24国民春闘の統一行動を展開。団結を強めるとともに、多くの労働者・市民にアピールしました。
3月3日に、4年ぶりの春闘での集会を「総決起行動」として横浜山下公園で開催し、約600人が参加しました。
国民春闘の様々な課題を、闘う仲間が発言。昨年12月にストライキを決行した東海大教職員組合の仲間は、「何よりも学生がストを応援してくれたことが確信になった」と述べ、賃上げなど要求実現にはストライキが必要と強調しました。
医労連の2つの新組合の仲間は、「仲間と地域医療を守るために組合を結成した。声をあげれば変えることができる」と訴え、ノボリ旗の贈呈に大きな拍手が送られました。
マイナ保険証と介護報酬の課題の報告や、消費税減税・インボイス中止を求める発言、争議・裁判闘争を闘う仲間からの訴えなど、いずれも闘いの必要性を共有することができるものでした。
集会にむけたとりくみとして、「春闘川柳コンテスト」を応募し、当日もアピールパレードコンテストを行いました。
同日、自交総連、建交労、港湾労組の仲間は、自動車パレードを実施。約20台のダンプやタクシーなどに、要求を書いた横断幕を車体に貼りつけ、横浜市内を走行しアピールしました。
現場の仲間が訴え
回答指定日翌日の3月14日の全国統一行動日には、ストなど職場での行動とともに、桜木町駅前広場での一日に行動を展開しました。
早朝宣伝から、最賃1500円以上、ジェンダー平等、ケア労働者や建設労働者の大幅賃上げ、などをリレー的に訴え。最後は、横浜労連と横浜市従を中心に集会・宣伝がとりくまれ、のべで150人以上が参加し、宣伝物は約4000を配布しました。
「私は非正規労働者。組合に入って初めてまともに交渉できるようになった。みんなも加入して一緒に声をあげましょう」、「福祉の現場は本当に大変なのに、他産業に比べて賃金が低すぎる」、「今のままでは建設業で働く人がいなくなってしまう。大幅な賃上げが必要」など、休みをとって参加した現場で働く仲間がマイクを握り、実態をもとにアピール。激励の声がかかり、その場で対話になるなど、共感が広がりました。