11月29日、神奈川労連女性センターの第16回総会は、リアルのみの開催でしたが、平日夜にもかかわらず39人の参加で、仲間どうしが直接顔をあわせて、おおいに盛り上がりました。
年金者組合の伍淑子さんを講師に、「女性の低年金実態告発」というテーマでミニ学習。退職後も年金額が男性より低くおさえられるため、差別は一生涯続くのだということがわかりました。
10人から様々な発言
討論では10人から発言がありました。
労働相談から加入者が増えている北部地域ユニオン、学習して争議支援などの活動に積極的にとりくむ全国一般、アンケート活動で実態調査にとりくむ年金者組合、リアルで集まる大切さを実感してがんばる建設主婦協、介護職員不足やコロナ補助金の打ち切りで厳しい運営を強いられている医労連の職場実態、診療報酬が世界に比べ低すぎると訴える湘南労連の仲間、女性の問題をアピールするために労働組合としてがんばる川崎労連、女性差別撤廃条約の請願活動にとりくむJMITUの仲間、会計年度任用職員の労働条件が悪いことやコロナや物価高騰の市民への影響について報告する自治労連の仲間、神奈川県に対する要求項目はたくさんあることが県民連絡会から報告されました。
元気がえられた
ウクライナやガザでの戦争で多くの尊い命が犠牲になっている問題、格差社会、岸田内閣の閣僚らの質の悪さ、モラル欠如の黒岩神奈川県知事など、次々に信じがたい事が起こっています。しかし、総会に参加して、どんなに困難でも、私たちはつながり、励ましあい行動する仲間であるという元気がえられました。
すべての議案、スローガンは拍手で採択され、新役員が決まりました。新たな1年、力をあわせて苦難に立ちむかっていきたいと思います。