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2023年5月5日

春の拡大月間「仲間を組合に迎え要求実現」

 新採用者が職場に入ってくる新年度。各組織の「春の拡大月間」がとりくまれ、神奈川労連全体では約3000人の仲間が組合に加入してきています。神奈川労連は3~5月を拡大月間としています。さらに声をかけ対話し、仲間を増やして要求実現をめざしましょう。

建設労連は2162人

 建設労連は4月15日まで拡大月間をとりくみ、目標3142人対して、拡大数2162人、拡大率4.16%、目標達成率68.81%の結果となりました。

 目標を達成した単組支部は、久里浜建設、大磯建設、大和建設の3単組と、神奈川土建川崎支部、横浜鶴見支部、大和支部、座間海老名支部、建設横浜鶴見支部の5支部でした。

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対話を1万件超

 県知事選挙のとりくみとも連動して、出陣式や決起集会、イベント、統一行動などを旺盛に行い、役員の意思統一のもと運動が展開され、前進を築きました。

 各単組・地区協では、税金相談、インボイス相談などに対応しながら、魅力的な新たな国保料体系を伝え、拡大運動を展開。とりわけ各組織において訪問・対話行動を重視してとりくみました。また、「ビーチクリーン作戦」や「パン作り教室」など楽しい企画で結集をはかる工夫もされました。

 全体として、行動参加者が8282人、訪問9603件、対話10848件と前年春を上回り、成果を押し上げました。

 建設労連全体での組織人員は、2月・3月に連続実増となっており、大会人員での増勢をめざして、引き続きとりくみを進めることにしています。

新採用者が次々に組合加入

 新採用者を職場に迎えた組織でも拡大が進んでいます。医労連は昨年比でプラス60人以上の419人が加入しています。

闘いが組織拡大に

 特に、国立病院機構の職場を組織する全医労(県内4職場)では、昨年の4倍近い拡大になっています。全医労は、春闘の全国統一行動で賃上げなど労働条件の改善を求め、全国一斉のストライキに立ち上がりました。

 「ストを構えた春闘をとりくむなかで、職場の組合役員の意識が高まり、組織拡大をめざす新歓のとりくみにも勢いがあって、成果に結びついた」と役員は述べています。闘いと組織拡大が相乗効果を発揮しています。

新たな成果も

 毎年100%加入をめざしている横浜市大病院労組は、今年も準備をぬかりなく、これまでに170人近くを組合に迎え、引き続き未加入者に職場で声かけをしていきます。

 なかなか拡大が進まなかった職場でも、交渉で組合説明会の機会を実現し、新採用者のほぼ全員からアンケートを集め、その場での加入とともに、今後の加入促進の大きな足がかりをつくっています。また、このとりくみを見た労働者が加入するなど、労働組合の姿を見せることの重要性も明らかになっています。

 医労連では2月に新しい組合も結成しています。

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