2023年・神奈川県知事選挙の結果について(報告と御礼)
2023年4月10日 平和で明るい神奈川県政をつくる会
事務局長 山田 浩文
2023年4月9日の投開票で行われた神奈川県知事選挙において、「平和で明るい神奈川県政をつくる会(略称「明るい会」)」は、『岸牧子』候補を擁立し、県政の転換をめざしてとりくみました。
多くの県民の皆様に、ご支持や応援をいただいたことに、心より感謝いたします。
また、「明るい会」の構成団体と構成員におかれては、『岸牧子』候補の当選にむけて全力でとりくみを進めていただいたことに、深く御礼を申し上げます。
開票結果では、『岸牧子』候補は、65万1,473票(得票率22.77%)を獲得し健闘しましたが、当選には至りませんでした。県民や支援していただいた皆様の期待に応えることができず、たいへん残念です。
同時に、今回は立候補者が4人(前回は2人)になったもとで、前回に獲得した票数・得票率とほぼ同程度であったことは、支援していただいた皆様の尽力によるものです。あわせて、選挙運動や結果については、今後、構成団体の皆様とも議論・意見交換を行いながら、「明るい会」として総括を行います。
また、投票率が40%にとどまったことは、支持への不信や県政の内容が県民に知られていないことが大きな要因になっています。特に若い世代が政治に信頼を持てるような状況をつくり、投票率を上げるとりくみを進めることも必要です。
選挙戦のなかで『岸牧子』候補が掲げた政策と、「明るい会」構成団体が実現をめざす県政への要求は、多くの県民の願いと合致するものでした。選挙期間を通じて、日に日に「再エネ100%」や「憲法に基づく平和の実現」、「子育てや社会保障の拡充」など政策への共感と支持が広がり、選挙をとりくむ運動のなかで、気候問題をはじめ様々な団体・個人との懇談・対話を行い、共同が広がったことからも明らかです。
また、政見放送や選挙公報などでは、県民の願いに真摯に向きあう姿勢や、政策の優位性は歴然としており、現知事への批判とも相まって期待が強まりました。
岸候補が掲げた政策や「明るい会」構成組織の要求の実現をめざすことは、県民の願いを実現し県政の転換につながることを確信にしながら、今後も日常的な県政への運動を継続・強化していきます。
あらためて県民の皆様と「明るい会」構成団体・構成員の皆様に感謝を申し上げます。ありがとうございました。
以上
2023年・神奈川県知事選挙の開票結果
候補者名 |
得票数(前回2019年) | 得票率(前回2019年) |
岸牧子 |
651,473(700,091) |
22.77%(23.72) |
黒岩祐治 |
1,933,753(2,251,289) |
67.60%(76.28) |
おおつあやか |
151,361 | 5.29% |
加藤健一郎 | 123,922 |
4.33% |