神奈川労連

憲法を職場と暮らしに活かそう!あなたも労働組合へ!
トピックス

2023年3月6日

「『岸牧子』県知事予定候補と神奈川労連が政策協定を締結」労働者の要求が前進する県政実現を

労働者の要求が前進する県政実現を

 「平和で明るい神奈川県政をつくる会」が擁立した『岸牧子』県知事予定候補の推薦について、神奈川労連は2月4日の幹事会で確認し、政策協定書を結びました。

390-01

 岸牧子・県知事予定候補は、2月9日に記者会見を行い、県知事選挙への立候補を表明しました。

 会見では、原発や化石燃料に頼らず、「再エネ100%」をめざすことで、新自由主義から環境・経済・社会などのシステムチェンジを実現しようと県民に呼びかけました。

岸牧子県知事予定候補の略歴

1956年 神奈川県湯河原町で生まれる
1974年 神奈川県立小田原城内高等学校卒業
1979年 武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科卒業

箱根町立仙石原中学校で美術教師を経た後、富山県剣岳の山小屋で4年間働く。結婚し、横須賀に移住。「横須賀おやこ劇場」で役員として活動し、文化を通しての地域での子育て運動にかかわる。

2005年、地域の仲間とともに「横須賀市民9条の会」を結成。また、「いらない!原子力空母」の会の活動をはじめる。

2013年、原子力空母の母港化撤回などを訴えて横須賀市長選挙に立候補。2015年、安倍政権の安保法制に反対し、「戦争に行かない、誰一人行かせない、横須賀ALLs」を結成。

「市民と野党の共闘」を前進させるために、「よこすか・みうら市民連合」の中心メンバーとして活動中。

2019年4月の県知事選挙に立候補し、70万票を超える得票。

賃上げにとりくむ

390-06

 神奈川労連との政策協定では、4点を確認しました。

 1つは、賃上げにとりくむことです。賃上げにつながる県の施策として、神奈川労連などが求めている公契約条例の制定を、現知事はまったくやる気がありません。

 協定では、公契約条例制定と最低賃金を全国一律で大幅に引き上げることを国に強く求めることを確認しました。

 2つは、中小企業の支援策の拡充です。最賃引き上げのためにも必要な施策です。協定では、県として直接の支援策を具体化するとともに、国と協力しながら公正取引の実現をめざすこととしています。

 そして、中小企業の支援策を拡充することで、地域経済の活性化と安定した雇用の拡大をはかります。

 3つは、県の労働行政の拡充です。現知事は、ハラスメントの相談などニーズが増しているにもかかわらず、労働行政の拠点を統廃合し、職員も削減してきました。

 協定では、職員を増やし労働者・労働組合の権利を守り拡充する施策の実施、個人請負労働者や外国人労働者も働きやすい県政を行うことを確認しています。

ジェンダー平等

390-07

 4点目は、ジェンダー平等の実現です。現在の県幹部職員の女性比率は2割未満です。早急に30%以上にし、同率をめざすことが確認されました。また、民間企業も含め、男女の賃金格差を是正する施策を行うこととしています。

 神奈川労連は、労働者・労働組合の要求を前進させるために、県知事選挙をとりくむ方針を確認しています。

 職場などで、県政に対する要求を話し合い、県知事選挙勝利で実現をめざしましょう。

新着情報

過去記事一覧

PAGE TOP