会場いっぱいの仲間が参集
「JAL争議の早期全面解決をめざす12・8総決起集会」は、会場からあふれんばかりの参加者を集めて開催されました。オンラインで全国からの参加もありました。
この間の運動をまとめた映像の上映、闘う当事者らによる「あの空へ帰ろう」の合唱で集会は始まりました。
支援の輪を広げ
集会呼びかけ人の宮垣忠氏は「モノを言う労働者を排除する不当労働行為による解雇は許されない。解雇自由な社会をつくらないためにも、JAL争議の早期全面解決をめざし全国の支援者の皆さんと力をあわせて闘いましょう」と集会の意義を強調。
山﨑JHU(JAL被解雇者労働組合)書記長から都労委闘争を含めた現状報告、丸山JHU書記次長から超党派14人の国会議員からのメッセージが紹介されました。
連帯あいさつとして、井澤智氏(東京地評事務局長)から「一人でも闘う仲間がいる限り支援する」、大森進氏(東京総行動実行委員会代表・東京全労協議長)から「支援の輪を広げて闘いをさらに強化していく」と力強い言葉がありました。
多くの仲間から
JHUの都労委闘争を担当する指宿昭一弁護士、上条貞夫弁護士、岡田尚弁護士、加藤桂子弁護士からは、それぞれに争議を闘い抜くことの意義や、支援がますます拡大していること、早期全面解決の展望が語られました。
また、兵頭淳史専修大学教授は「日本の労働運動をこの闘いが先導していくことを確信している」と激励しました。
さらに地方や地域で、粘り強く当事者を支援し、ともに争議を闘っている仲間から、連帯と一緒にとりくみを進めていく決意のあいさつが続きました。
決意を表明
最後に、12年前に解雇予告通知を受けた客乗争議団の鈴木団長、乗員争議団の近村団長、山口JHU委員長から、「すべての労働者のためにも納得できる解決をめざして力いっぱい闘う」と決意が表明されました。
参加者からは、「すごく元気が出た」、「あたたかく力強い集会だった」などの感想がきかれました。
集会の様子は、JAL被解雇者労働組合のホームページで見ることができます。