「自分を、なかまを讃えよう！」全国交流集会のプレ企画 第1回

神奈川で2回目

　全労連非正規センターが主催する「第31回パート・派遣など非正規で働くなかまの全国交流集会IN神奈川」が23年6月3日、4日に開催されます。

　神奈川では2回目となる集会を成功させ、非正規で働くなかまの組織化にも結びつけることをめざし、9月28日に現地実行委員会を立ち上げ、これまで4回の委員会を開催してきました。

　集会には、「非正規＝パートや派遣など」に限らず、請負や委託などの労働者、フリーランスや一人親方などにも広く呼びかけて、参加してもらうことをめざしています。

14組織27人の参加

　実行委員会では、プレ企画をとりくみながら全国集会にむかうことを確認し、第1回目のプレ企画を12月18日に開催しました。

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　今回のプレ企画では、この1年をふりかえって頑張ってきた自分を、そしてなかまを讃えようと、「パートやアルバイト、派遣、請負、フリーランス、一人親方、民間も公務も、みんな集まっておおいにしゃべりましょう！」と銘打って開催し、14組織から27人が参加しました。

　今年1番嬉しかったことや働くうえでの悩みや要求したいことなどを4つのグループに分かれて、交流しました。

労働組合の役割

　嬉しかったこととして、「会計年度任用職員にも正規職員と同じ一時金の上乗せを勝ちとったことが1番嬉しい」、「不当解雇に対して争議をたたかう決心をしたことを、何よりも家族が理解して応援してくれ、組合のなかまが支えてくれたことに感謝する」との話がありました。

　また、「職場のなかまと交流する機会はなく、使用者側の条件に不満があっても、受け入れるしかない。労働組合があればひとりで悩まず、なかまと一緒に行動できる。強くなれる」、「同じ職場で働く正規と変わらない仕事をしているのに待遇に大きな格差がある。労働組合は福利厚生面の格差是正をはかってきた」など、労働組合の大事な役割を共有しました。

　「もともと低賃金であるのに、コロナ禍により仕事が減らされ収入が大幅にダウン。貧困層は確実に増えていて、教材費を捻出するためにアルバイトする学生もいる」という実態も出されるなど、なかまが大いにおしゃべりして交流することができました。