もうガマンも限界 建設労連が9・29総決起集会

「建設職人の仕事を増やせ」
「リフォーム助成制度を作れ」

まったく先の見えない建設産業は仕事不足・賃金単価の低落など下請業者・現場労働者にそのしわ寄せが重くのしかかり仲間の生活はもう限界怒りにみちた仲間の声が県庁を包んだ

関内ホールで開催された神奈川県建設労連9・29生活危機突破総決起集会には1100人の仲間が集結し会場は熱気に包まれました

主催者あいさつで内藤会長は「今日の集会で、『建設国保守れ』『仕事をよこせ』の声を大きく、みんなでこの現状を打開していこう」と力強く訴えました

連帯あいさつは全建総連をはじめ各分野からおこなわれ神奈川労連からは水谷議長があいさつしました

渡部書記長は基調報告で川崎市での公契約条例や相模原市でのリフォーム助成制度をはじめ地域建設職人の仕事と暮らしを守る運動の大きな流れを神奈川県からつくっていこうと訴えました

各組合旗が壇上一杯に並ぶ中で各地区協、県青協、主婦協の代表から決意表明があり集会参加者全員で「諸要求実現のためにも、6万人神建連にむけて全組織が目標を達成すること」を決意しあいました

集会後は県庁まで「中小企業に仕事をまわせ」「賃金・単価をあげろ」とシュプレヒコールしながらデモ行進をし県職員に個人請願書を一人ひとり手渡しました

同時進行で昨年と同様、100台でのトラックデモを開催
正午、みなとみらいを望む駐車場にぞくぞくと仲間のトラックが集結
工夫を凝らしたデコレーションで集会参加者よりも先に出発
繁華街の馬車道をとおり、県庁前を悠然と行進しました

秋の拡大月間の全県出陣式と位置づけたこの集会を「第1節の目標30％達成」でむかえようと各組合は大奮闘。集会当日は11単組で30％を見事にやりきり建設横浜と神奈川土建ではそれぞれ5支部が節目標をクリア建設労連全体では1185人（達成率24％）の拡大成果です。

建設労連では全ての単組が今日と明日の二日間で最後まで「節目標達成」を追求しいよいよ10月からの本月間に突入します。

神奈川労連