県春闘共闘・神奈川労連は、21国民春闘での大幅賃上げ・最賃時間額1500円をめざすとともに、コロナ禍においても「仕方ない」とあきらめずに、労働組合とともに「変える」ことを呼びかける行動を展開しています。
2月14日を中心に春闘の全県一斉宣伝をとりくみ、全体で約150人が参加し約8千のチラシ・ティッシュなどを配布しました。
全県統一の横断幕やプラスターを使って、目に見えるアピールをしながら、「痛んだ経済を回復するためにも春闘での賃上げは必要」、、「労働組合に加入して雇用も労働条件も守ろう」などとマイクで訴えました。
巨大パネル登場
川崎では26人が参加し、プラスターも12枚を並べて宣伝。用意した700のティッシュビラは時間前に無くなり、昨年とは雰囲気が変わることを実感しました。他の地域でも、「労働組合がやってるんだ」と語りながら注目する若いカップルや、「本当にここに書いてある通り。今の政権はひどすぎる」と声をかけていく方など、様々な反応がありました。
横浜地区労は桜木町駅前の広場で、14組織から32人が参加し、2000個のアンケート入りティッシュを配布しました。労連最賃闘争委員会制作の「最賃くん」の巨大な看板パネル「きみのバイトの時給はいくらだ!上げるぞ最低賃金」が登場し、注目を集め多くの人がアンケートを受け取ってくれ、その場でアンケートに答えてくれた方もいました。コロナ禍で労働組合の活動も制限されてきましたが、参加者から「ビラ配りができてよかった」との感想が出され、組合員の『何かしたい』という思いに応えることのできた行動にもなりました。
さらに声を集めて
一斉宣伝でも配布した未組織労働者むけのアンケートは、産別組織でも配布がとりくまれ、日々返信が神奈川労連事務局に届いています。
すでに191人(はがき162、WEB29)の方から回答があり、60人を超える方が自由記入欄に声を寄せています。連絡先を記載している方もおり、労働組合の紹介と加入の働きかけを行っています。
声をさらに集めて世論化していこうと、「見える化プロジェクト」がWEB回答を増やすためのとりくみを開始しました。