6月9日に「女性のはたらきかたカフェ」が建設プラザにて開催され、24人が参加しました。
フードバンクから学ぶ
今年は、フードバンクかわさき代表・高橋実生さんから「フードバンクの活動から見えてくるもの」と題し、フードバンクの活動を通して見えてくる、特に女性の貧困問題の実態などを生々しく聴く機会を持ちました。
高橋さんの運営するフードバンクかわさきは、直接支援を受けたい方とやり取りができ、食品だけではなく日用品も届け、利用者が貧困から卒業するまで寄り添いサポートできるということが他のフードバンクと大きな違いがありました。また、階段で転びケガで仕事を休むことになり、そのことを理由に会社から解雇され、収入が途絶え貧困に陥ったという話がありました。自分も貧困という当事者になる可能性があることも知り、他人事ではないことを痛感しました。
後半は、参加者同士が「私の働き方改革で実現したいこと」や「#MeToo」と思えることなどを自由におしゃべりし、最後にひとり一人が自分の思いを用紙に書きこみ、記念撮影で終わりました。
やはり、集まること、語りあうことが大切。おしゃべりから互いに共感し合い学び合い、その話題が社会への問題提起となり、社会を変えていく大きな力になることだと改めて思えた一日でした。