韓国の最賃運動と闘いに学び、全国一律最賃制と1500円実現をめざそう!
2011年6月30日の第一次原告50名から始まり、その後第5次原告まで総勢133人の原告団で闘われてきた、日本の歴史上初めての最低賃金裁判は、2017年10月18日に最高裁判所から、「上告棄却・上告申立不受理」の判決が下される結果となりました。これは低賃金で苦しむ多数の労働者が「憲法と最低賃金法に違反し生活保護を下回る最低賃金について、裁判所に訴えることを認めない」という司法の責任放棄を確定するもので極めて不当なものです。6年半の裁判闘争のまとめを行い、今回の不当判決を乗り越えて最低賃金時間額1500円をめざし、ただちに1000円の実現、そして全国一律最低賃金制度の早期実現にむけて、すべての労働者・国民との連帯と共同を広げた運動を推進するため、「最低賃金裁判」報告集会を開催します。
韓国の最低賃金は2018年1月1日から、6470ウォン(約650円)から7530ウォン(約750円)に上がりました。上昇率は16.4%でここ5年間の平均上昇率(7.4%)と比べると倍以上です。神奈川の最低賃金デモや最賃引上げ運動の取材を精力的に続けてきた韓国公営放送(MBC)ディレクターのヤンさんが、韓国の最低賃金引上げ運動と今後の展望と韓国の民主化、韓国公営・国営放送のストライキの闘い(公営昨年末、国営1/24スト終結 社長追放の勝利結果)を語り、今日本の最賃運動へ激励のメッセージをいただきます。
4月15日(日) 建設プラザかながわ2Fホール
〈第1部〉13:00~14:15
講演 「韓国の民主化、最賃引上げの闘いと今」
講師 粱(やん)泰勲(てふん)さん(韓国公営放送MBCディレクター)
〈第2部〉14:30~16:00 「最低賃金裁判7年の闘いと今後」
最賃宣伝16:30~17:30 東神奈川⇒横浜駅へ移動しビブレ前宣伝