3.15全国統一行動② 職場を訪問し労組を激励 ~横浜
横浜地区労は、春闘勝利をめざし早朝の宣伝行動を桜木町駅で実施。15人が参加し、「賃上げを勝ちとりましょう」と出勤する労働者に声をかけながら、用意したチラシ・ティッシュ500枚をすべて配布しました。
昼休みデモの前後には、職場を訪問し春闘状況の聞きとりと、当該組合の激励を行いました。横浜中央病院労組では、病院存続と人員削減が大きな問題となっていました。特に検査部門では40%も人員が削減されている実態などが出されました。
また、法律事務所も2か所訪問し、弁護士が急増している問題などが語られ、同時に法律事務所や会計士事務所で働く事務員からアンケートを集め、すべての弁護士に労働条件を守る要請書を送付するとりくみなどが報告されました。
【公務の仲間も行動を展開】
公務の仲間も3・15統一行動でとりくみを展開しました。国家公務員の賃下げにかかわって、これを地方自治体に波及させないために、神奈川労連と県公務共闘の連名で、各自治体に要請書を提出しました。
神奈川県では、秘書課に対し8人が要請。公務共闘の後藤議長が要請書を手渡し、蓮池事務局長が趣旨を説明しました。
神障教組の甲田書記長は「教員の特別手当が削られ、一般職員よりも削減幅が多くなっている。残業代も認められず、長時間過密のなかで働く仲間に対し、これ以上の削減はやる気を奪うことになる」と職場の実態を訴え。私教連の内藤書記長は「私学の経営は国や県からの補助で成り立っている。国家公務員の賃金削減にあわせて、補助が削られるようなことになれば、教員の確保が難しくなったり、生徒・父母への負担を増やすことになりかねない」と強調しました。
それぞれの参加者から、実状を示し要請を行いました。
元気に行進する横浜地区労の仲間
【国合庁前宣伝、決起集会、学習会】
県国公の仲間は、国家公務員賃金の引き下げに抗議し、昼休み宣伝を国合同庁舎前で行い、各単組などから8人が参加しました。震災復興などでがんばっている仲間の賃金も下げる暴挙であり、しかも憲法を無視したやり方を許すことはできないと訴えました。神奈川労連の山田事務局長も応援に駆けつけ、「日本経済を良くするためにも賃上げが絶対に必要。冷や水を浴びせるようなやり方は許せない。民も官も、正規も非正規も、すべての労働者の賃上げを春闘で実現しよう」と呼びかけました。
横浜市従は15日の夕方に決起集会を開催し、91人が参加しました。国家公務員賃下げ問題について学習するとともに、警察OBの窓口配置をやめさせた成果や子ども子育て新システムへのとりくみなどが報告され、交流しました。
県職労連では、昼休みの春闘学習会などがゾーンの日程でとりくまれました。