3・11「被災者支援・原発ゼロ」行動を県内各地で実施
東日本大震災・福島原発事故からちょうど一年、県内各地で「被災者支援・震災復興と原発ゼロ」を訴え行動がとりくまれました。川崎市中原平和公園では、「原発ゼロへのカウントダウンinかわさき」が開催されました。
参加者は1650名で、午前中からブースがいくつも出て交流を深め、メイン集会では、さまざまな運動団体から脱原発の取り組みや想いなどが訴えられました。集会終了後のパレードでは元住吉駅の商店街(ブレーメン通り)約800mを行進してアピールしました。
これまで川崎駅近くではメーデーなどで1000名を超えるデモはありますが、中原区の平和公園近くでは初めてであり、「原発いらない」「子供をまもれ」「いのちをまもれ」などの声に、沿道では賛同と歓迎で迎えられました。
福島の避難者からも訴え
横浜市中区では、大通公園に約1500人が参加、福島の避難者が現状を報告し、支援を訴えました。また、福島集会の会場からも、現地の方が「子供のためにも現地で頑張る」と連帯のメッセージがありました。
約一時間半のデモでは、低音のサウンドを響かせるサウンドカーが登場し「原発いらない」「原発危ない」とコールし沿道の注目を集めました。参加者の多くが脱原発のイメージカラーである黄色のプラカードや風船を持ったり、黄色の服を着るなどして市民に大きくアピールしました。
東京電力神奈川支店前では、「全面賠償をただちに」など東電の責任を厳しく追及しました。
相模原では、室内での物産展や交流会を行い、約300人が参加。その後、相模原駅まで風船パレードを行い、シュプレヒコールでは斬新なラップ調でアピールしました。この間の派遣村などの取り組みで市民団体や政党などのつながりが深まり参加者が広がりました。
小田原では集会に約150名が参加。パレード時には途中参加者が増え、200名が小田原駅周辺をパレードし市民の注目を集めました。