私たちは「時給1000円以上!最低賃金裁判」をおこないます。
~原告100人・サポーター1000人大募集~
あなたは「最低賃金」を知っていますか?
「だれでもどんな働き方でも、この時間給以下で働かせたらその事業主は50万円以下の罰金」という最低賃金法で定められる、絶対にそれ以下で働かせてはいけない時間給のことです。毎年国が県単位で決定を行っています。これは例えば失業手当の日額引き上げに影響しているなど、社会の大きな支えになっているのです。
今、神奈川県の最低賃金は818円
昨年29円上がって800円の大台をやっと超えました。でも、これで1日8時間働いても、月に税込み13万円くらいにしかなりません。まず税金・社会保険料3万8千円くらいが天引きされ、残りの9万2千円くらいから家賃・水光熱費など払うと残りは4~5万円、ここから食事・衣類etc…、これでまともなくらしができるでしょうか?
今、長時間やダブル・トリプルの仕事掛け持ちで働かないと生活できない賃金の人たちが激増しています。
2007年、国が最低賃金を決めるに当たっては、「労働者が健康で文化的な生活を営めるよう、生活保護を下回らないようにすること」が国会で決められました。
最低賃金は、1000円以上必要です!
「1日8時間働いて、休日や休息もきちんと取って家族やプライベートな時間が確保され、まともに暮らせる」という国会決議の主旨を実現させるためには、最低賃金が少なくとも1000円以上は必要です。もちろんこれを中小企業への支援強化と一緒に行わせ、景気の回復と賃金底上げなどに結びつけます。
私たちは「国会で決められた改正最低賃金法にてらし、いくらなんでも即刻時給1000円以上にするべきだ」と国を相手に裁判に立ち上がり、2011年5月末以降順次横浜地方裁判所に提訴をします。
裁判をおこなうにあたり、「原告100人」と「サポーター1000人」を大募集します。最低賃金裁判・・・みんなで立ち上がり、みんなで応援しましょう!!