「人間らしい働き方、最低賃金1500円をめざして今すぐ1000円以上の実現」を求め、最低賃金審議会に「いますぐ1000円、ひとことカード」を届けましょうと、5月24日に争議支援統一行動の一環でコンビニやファミレス、ファストフード店などを訪ねてカードを手渡しました。
仕事中でしたが労働者とも少し会話をすることができました。最低賃金への関心と引上げへの期待の広がりを感じました。賃金、労働時間、職場環境の改善を求める宣伝も行いました。
★横断幕やTシャツに関心をもって一緒に写真を撮らせてくれた青年がいた。★メロンパンを販売する女性アルバイトは、その時間帯はひとりで作業していた。時給は1000円。通常は2人体制だと言う。★アイスクリームの販売店では、若い女性2人と中年女性1人が働いていたが、責任者となる正規社員はいなかった。★ファストフード店は接客が忙しく、手が空いていた若い女性アルバイトにカードを渡した。時給は905円か910円。★カラオケ店では若い女性が2人と中年の女性ひとりと話ができた。店長である正規社員は長時間が続いているため、強制的に休まされていると言う。「最賃1000円」の話をすると中年女性からは就労制限に引っかかる心配の声があった。★コンビニの店先でゴミ箱の作業をしていた学生アルバイトの女性と話した。学校との関係で週に2~3日働いているが、時給は905円。この夏には950円になりそうだと言う。最賃についてはよく知っていて、「時給1000円くらいはほしい」と共感してくれた。「暑い中、お疲れ様・・」とも・・★ラーメン店の女性従業員と話す。その時間は客もほかに従業員もいなかった。中年のその女性は相当ベテランのようで夕方から閉店まで店長とアルバイトの3人で働いているようだ。おなじ系列の別の店舗で働いていた当時は、休みも決まっておらず日祭日手当てや深夜割り増しなど一切なかった。今の店舗では日曜日は+50円つくが、賃金アップの要求は持っていて店長に言っても埒があかないので社長に直接話したこともあると言っていた。