神奈川労連は、24国民春闘で「大幅賃上げ」「今すぐ全国一律最賃1500円以上」の実現をめざしています。目標の実現にむけて、未組織労働者にも「組合に加入して一緒にとりくもう」と呼びかけ、世論を広げていくとりくみとして、2月18日を中心に全県一斉宣伝を行いました。
神奈川労連は、24国民春闘で「大幅賃上げ」「今すぐ全国一律最賃1500円以上」の実現をめざしています。目標の実現にむけて、未組織労働者にも「組合に加入して一緒にとりくもう」と呼びかけ、世論を広げていくとりくみとして、2月18日を中心に全県一斉宣伝を行いました。
一斉宣伝は14の地域でとりくまれ、約200人が参加しチラシやティッシュなど約1万枚を配布しました。地域によっては、この後も地域配布行動などが計画されています。
パンダ登場
横浜地区労の桜木町駅での宣伝には34人が参加し、パンダの着ぐるみも登場。風船も配り明るい雰囲気でとりくみました。パンダには子どもたちも寄ってきて大人気となり、
チラシ・ティッシュの受けとりも良く、参加者も驚くほどで1500セットを配布しました。初めてマイクを握って訴える参加者もおり、「こんな楽しい行動なら、職場の組合員を連れてくれば良かった」との感想もありました。
川崎では、うたごえのみなさんも参加し、歌を披露。立ち止まって聞いていく方もいて、その場でティッシュに折り込んだアンケートに答えてくれる方もいました。2月4日と18日の2日間の行動で、能登震災の支援募金も約5千円寄せられました。
若い人が受けとる
各地からの報告では、横断幕やプラスターも注目され、大幅賃上げを中心に訴えたこともあってか、普段よりも若い方の受けとりが多くありました。
また、話しかけてくる通行人の方もあり、その場で対話に。「賃上げ頑張ってよ」と声をかけられたり、「軍事費の増大はなんだ、テレビを見ていてむかむかする。岸田はどうしようもない」など怒りをあらわにする人も。高齢の女性は「なんでもかんでも高くなって大変」と生活の苦しさを訴えていました。
民間産別などでは、回答確約行動・経営者要請、職場激励などもとりくまれ、今月中旬には全国統一の回答指定日・統一行動日が設定されています。職場や地域からの運動で大幅賃上げ・最賃1500円以上を実現しましょう。