全県8会場2700人超
5月1日に第94回メーデーの式典・集会が県内8会場でとりくまれ、平日にもかかわらず2700人を超える仲間が参集しました。式典では、春闘などの運動交流や争議支援を訴える発言があり、デモ行進では賃上げや労働時間短縮をアピールしました。
県・横浜メーデーには、1400人が参加しました。
ストライキに立ち上がった全医労や東海大学教職員組合の仲間や、争議を闘う当事者などが発言。保険医協会からも現在の保険証をなくすことに反対するアピールがありました。
サウンドデモ復活
デモ行進では、医労連の仲間が久しぶりに「サウンドデモ」を復活。「ミサイル買うより医療にまわせ」、「俺らの給料、今すぐ上げろ」などリズムにのったコールで市民にアピールしました。
横福協労組では、新人組合員やメーデーに参加できていなかった入職2~3年の若い組合員が参加し、終了後に独自の交流会を開催して親睦と団結を深めました。神奈川労連青年部も、終了後に交流会を開催するなど、各組織で団結・交流を強める場としてメーデーが活用されています。
式典やデモの様子などを編集した動画を配信しています。参加者の「実現したいこと」コーナーはなかなか面白いので、ぜひご覧ください。
手話通訳士を依頼
川崎メーデーは、従来の会場が改修中のため、中原平和公園で開催し約500人が参加しました。
事前宣伝を2回実施し、登戸駅では50人が参加。この効果か、メーデーの数日前に女性のろうあ者から「参加したい」との連絡があったことから、手話通訳士を依頼し、当日は本人に喜んでもらえました。誰もが参加できるメーデーにむけて、貴重な経験となりました。
4年ぶりの開催
相模地域メーデーは、式典も4年ぶりの開催となりました。100人を超える仲間が集まり、久しぶりのメーデーの意義を確認しました。式典には市長からのメッセージが寄せられました。
湘南メーデーは、太鼓演舞やお楽しみ抽選会、プラカードコンテストなど参加者が楽しめる企画も準備し、200人の参加者が元気にデモ行進を行いました。