資生堂・アンフィニ解雇撤回裁判が6月18日、東京高裁で開かれました。
支援共闘会議は、12時から裁判所前で宣伝行動、裁判所要請行動をとりくみました。宣伝行動には、戦争法案や労働者派遣法改正法案反対の国会行動から参加した人、同じ時間に結審を迎えている日本航空不当労働行為裁判(勝利判決)の原告たちもかけつけ、約100人が参加しました。
2時から開かれた法廷は、裁判長からの書類提出期限厳守の発言があり、双方が提出した書類のやり取りではじまりました。弁護団・原告はアンフィニから提出された原本を慎重に検討、その後3人の弁護士が口頭陳述。15分という制約のなか、次々と新たな証拠を出してきたアンフィニの不誠実な対応や責任を回避する資生堂に鋭い追及を行いました。
地方からかけつけた人も含め多数の全労連全国一般の組合員や神奈川労連、鎌倉労連、争議団、支援共闘会議などから参加した人たち80人が推移を見守るなか、裁判長は、慎重に検討するとしたうえで次回裁判日程を決め、閉廷しました。
恒例の報告集会を東京弁護士会館で開催。弁護団は、法廷でのやりとりをわかりやすく解説し、事務局から資生堂を不当労働行為で東京都労働委員会に訴えたことが報告され、決意もあらたに4人の原告の元気な発言がありました。
行動の最後に、資生堂本社近くの新橋・汐留オフィス前地下通路での宣伝を行い、25人が参加しました。