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2015年3月31日

私教連 立花学園争議 勝利解決

私教連加盟校や労連加盟単産・地域労連などで構成する「立花学園の教育を支援する会」は、松田町の立花学園による組合員の不当解雇事件(11年12月解決)を契機に立ち上げられました。

解雇事件解決後もパワハラ、不当労働行為が続き、立花学園教職員労働組合は、12年10月に神奈川県労働委員会に不当労働行為救済を申立。「支援する会」は、県労委闘争を支援し、傍聴者の組織や、松田町での学習会や地域教育懇談会を実施。また争議を知らせるリーフレットを作成し地域で配布するなどとりくんできました。その結果、1月29日に立花教組が実質的に勝利する和解が成立しました。

3月21日、「支援する会」第6回総会が行われ、代表委員の私教連・長谷川委員長は、「勝利の要因は、職場、地域、県労委の三つの闘いを旺盛にすすめてきたこと」と総括しました。

職場の闘いでは、組合ニュースの一般職員への配布を禁じられたため、組合員机上掲示を行い、執行委員会を毎日開催して団結を強めてきました。県労委の闘いでは弁護団の奮闘で申立後も続いた学園の不当労働行為に対して実効確保の二度の措置勧告を求めたことが、労働委員の心証を取ったといえます。

これからが始まり

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総会後は、立花教組主催の県労委勝利集会が開催されました。立花教組の飯田委員長の開会挨拶に続き、弁護団、各労働組合、立花学園教職員OB、卒業生らから勝利和解へのお祝いの言葉がありました。ある卒業生は、「私は先生を生涯の友と思っています。これからも先生たちの活動を支援していきます」と語りました。最後に立花教組の飯田委員長と参加した組合員から「これからが始まりです。引き続きみなさんのご支援をお願いします」とお礼の挨拶と支援の訴えがされました。

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