神奈川県国民春闘共闘会議・神奈川労連は、22国民春闘で、大幅賃上げと底上げの実現をめざし、2月20日を中心に一斉宣伝行動をとりくみました。
全県9地域で実施
悪天候が心配され、コロナ禍の影響もあり、やむを得ず延期した地域もありましたが、全県9地域で駅頭宣伝や「変えるリーフ」の全戸配布行動がとりくまれ、全体で約150人が参加しました。
西湘地域では、19日に小田原駅で17人が集まってティッシュとリーフを配布。ハンドマイクを使って「今の賃金は低すぎます。今年の春闘で大幅に引き上げましょう」などと、参加者がかわるがわる訴え。「労働組合?がんばってね」など励ましの声がかけられるなど反応も良く、1時間ほどで約1000セットを配布しました。
行動参加が広がる
川崎駅は22人が参加。チラシを500枚用意しましたが、30分ほどですべて配布し、その後はティッシュ単体を配りました。参加した神奈川土建の仲間は、雇用や地域経済に大きな影響があるJFE高炉休止についても訴え、署名も集めました。
横浜西部は二俣川駅で11人が参加。いつもは200枚ほどですが、今回は初めて300枚を配布。しかも若い人の受けとりが良く、希望を感じる宣伝になりました。
横浜北部や横須賀三浦では、「変えるリーフ」の全戸配布を実施。リーフの配布については、各地域でとりくみが進められ、職場で配布日を決めて実施するなど、行動参加も広がっています。