毎年10月には、「原子力空母いらない!横須賀集会」を横須賀市の公園で開催し、デモ行進も実施して市民にアピールしていますが、今年はコロナ禍を考慮し、10月3日にオンライン形式で開催されました。
すでに半世紀近く
在日米軍横須賀基地が、米空母の事実上の「母港」とされたのは、1973年にミッドウェーが入港してからです。その後、ジョージワシントン、ロナルドレーガンなどが交代で配備され続けています。
自民党政府は当初、「概ね3年」という期限付きで「母港ではない」としていましたが、実際にはすでに半世紀近くが経とうとしています。
アメリカの基地は世界に展開されていますが、空母の母港とされているのは米本土を除けば日本だけです。
日本国憲法では「戦争を放棄」しているにもかかわらず、横須賀はベトナム戦争などのアメリカ侵略戦争の出撃拠点とされてきました。
現在、横須賀に配備されている空母は「原子力空母」です。二つの原子炉を積んだ原子力空母は、ひとたび事故がおこれば、首都圏3000万人の命を直撃する深刻な事態になりかねません。
莫大な軍事費や米軍への「思いやり予算」をコロナ対策に回す、国民の暮らしと福祉に回すことが急務です。
動画は45分間。横須賀の原子力空母母港化の運動が学べます。ぜひご視聴ください。