第91回メーデー
日本は100周年
世界の労働者と連帯のカで働くルールの確立を!
★メーデーとは
メーデーは、1886年(134年前) 5月1日にアメリカのシカゴを中心に「8時間労働制」の統一ストライキを行なったのが起源とされています。 その後、 統一ストへの弾圧(1886年5月4日, ヘイマーケットの虐殺) があり、国際的連帯の呼び掛けにより、1890 年5月1 日にヨーロッパやアメリカなどで第1回国際メーデーが開催され、それ以降、 労働者の権利を主張する運動、そして国民がその時々の要求を掲げ、 団結と連帯の力を示す日として発展してきました。
日本では、1920年5月2日の日曜日に第1回のメーデーが上野公園で行われ、 およそ1万人の労働者が「8時間労働制の実施」「失業の防止」「最低賃金法の制定」などを訴えました。 翌年からは5月1日となり、戦時中の中断期間がありましたが、今年で91 回になります。100年前に掲げた要求が、 今でも共通していることに驚かされます。
今年は日本で 100 周年となる年です。 メーデーを『労働者の日』として大いにアピールしましょう。ル安倍九条改憲、消費税増税、労働法制や社会保障の大改悪、沖縄辺野古|基地、原子力発電所の再稼動など国政の課題が山積する中、今年は新型コロナウイルス感染の拡大防止に伴う緊急事態措置(外出自粛など)により、私たち労働者の要求を実現させるための決起の場である「メーデー」が、全一国各地での式典·デモ行進を中止せざるを得ない状況にあります。
今年は、日本のメーデーが始まって100周年となる記念すべき年です。各地での式典。デモ行進は中止となりますが、神奈川労連では、メーデーの「特設サイト」を作成し」て、各地で予定されているスタンディング行動と連携して、職場,地域·組合員からも参画できる内容とし、多くの労働者と連帯するメーデーを追求していきますコロナ感染防止で表に出る活動の自粛を
強いられても、労働者の要求まで自粛させてはいけません。困難な状況の今年のメーデー
を、労働者の要求の声を堂々と発信する日に一していきましょう